理想通りの暖かい家と楽しい家族南信州
2021年1月8日
プロフィール
お名前
柳瀬信彦さん
年代
30代
居住地
下條村

下條村は、長野県の最南端下伊那郡にある小さな村。
中央・南アルプスの雄大な山々を一望でき、手つかずの自然が楽しめます。
下條村では、独自の子育て支援制度があり、保育料無料や高校生まで医療費無料など、金銭面的にも充実していて子育て世代の暮らしを応援しています。
柳瀬信彦さんは、生まれ育った長野県の下條村に土地を購入し、家を建てて妻と子供達と暮らしています。
下條村に住もうと決めたのは、四季折々の大自然の景色が気に入ったからです。
地域とのつながり
柳瀬さんの住んでいる小松原地区は、地区の住民の集まりで、みんなで道を作っています。毎年、土を盛ってならすことを繰り返し数百メートルずつ作っています。
地域の草刈りや、清掃活動にも積極的に参加し、地域コミュニティの一員として貢献しています。
自然エネルギーを活用した家の自慢

柳瀬さんは、以前スキー場の宿泊施設で見た薪ストーブに憧れを抱きました。
「いつか自分の家を建てる時には、薪ストーブを入れたいな」
数ある中から選んだストーブは、流行にとらわれない洗練されたデザインのスペインのヘルゴン。
大きすぎず、ガラスが広くて、炎が見やすいことが気に入りました。
「薪は2度と同じ燃え方はしないと聞いたことがあって。聞いた時、まるで人生みたいだなと思ったんですよね。火の燃え方も楽しみたいんですよ」
薪は地元で購入していますが、奈良井川の流木が応募でもらえるようなので、今後は申し込んでみようかと考えています。
信州の自然と家庭菜園

柳瀬さんは、忙しい仕事のかたわら家庭菜園もしています。
柳瀬さんの父は農業を営んでいました。
小さいころから、農業をしている父の姿を見て育ち、自分も自給自足とまではいかないが、色んなものを育ててみたいと思っていました。
「子供と一緒にトマトや、ピーマンを採ったりするんですよ。収穫するのも楽しみの1つです」と満足そうに笑いました。
建てた家のお風呂は、畑仕事をしてから、すぐに浴室に入れるようにウッドデッキや浴室の配置もこだわって工夫しました。
バスタブは、おしゃれで個性的なデザインが魅力の猫足バスタブを選びました。
浴室の窓も大きく、雄大な景色が見えるように作り、とても納得のいくものが出来たと感じています。
毎日表情を変える自然の美しさを眺めながら、家族でリラックスできる時間が過ごせます。
当たり前に信州で暮らすということの幸せ
子供の頃、信州で暮らしていることは日常で、山の景色などに感動したことはありませんでした。一度県外へ出て暮らしてみると、長野県の山々や自然の素晴らしさに気がついたそうです。
薪ストーブのまわりには自然と家族が集まり、コミュニケーションが生まれます。
穏やかにゆれる炎のそばで、子供に絵本を読み聞かせするのも大切な時間。
信州のこの環境で、ゆったりと流れる時間を、家族とこれからも過ごしていきたいと考えています。
